こども社長の魔法のブログ

(株)ケイピーエス代表取締役角田恭平による音楽・ライブハウス・人生の読み物

悩めるバンドマンは刀を研ぎ過ぎている

良質な刀を持っていれば勝負に勝てる、そんな甘い世界ではない。

 

1年以上前ですが、海保けんたろー氏( @kentaro_kaiho )の書いたブログ、

「動員の少ないバンドはライブをするのを止めてもらえないだろうか」

が話題になりました。

kntr.world-scape.net

 

当時、この"こども社長の魔法のブログ"をまだ始めていなかったわたくし恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )はGROWLYのブログ機能でこの事に対してのアンサー記事を書きました。

growly.net

 

当時はまだブログの書き方に慣れていなかった為、今読み返すと雑な文章だなぁと思います。

(今でも雑ですが、この頃よりは上手くなった様な、、、気がしてます。)

 

先日、海保氏がGROWLYに出演する機会があり、話す事ができました。

別にケンカするつもりも嫌いでもなく、むしろこういう事を考えるきっかけを与えて下さったので、今後も仲良くしたいと思っています。

(ちなみにドラム上手かったです!)

その時の写真↓

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そこで今回は、海保氏に会った事を記念して(?)、

「悩めるバンドマンは刀を研ぎ過ぎている」というタイトルで、

初心者バンドマンの道筋が少しでも開ける記事が書けたらと思っています。

 

レディゴォ!

 

悩めるバンドマンは刀を研ぎ過ぎている

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この記事で「悩めるバンドマン」と定義したのは、冒頭に紹介した海保氏のブログにあったような「集客が10人以下のバンド」です。

 

初ライブから半年過ぎた辺りで、99%のバンドが悩むのが集客です。

 

単純に"集客"というと、お金の話とか、友達を頑張って呼べば良いじゃないか、という論争にも発展しそうですが、ここでは「そのバンドを見たいと思ってチケットを買ってくれる人を1ライブで10人以上にしよう」というテーマです。

 

「集客が10人以下のバンドはライブをするのを止めてもらえないだろうか」

ではなく、

「集客が10人以下のバンドは刀を研ぐ以外の事も考えてもらえないだろうか

ということを伝えたいです。

 

バンドマンにとっての刀とは

刀とは、武士が持っているアレです。

強い武士、位が高い武士ほど、良い刀を持っています。

 

バンドマンにとっての刀とは、楽曲や機材(楽器)の事です。

刀と表現しましたが、まさにバンドマンにとっての"武器"ですよね。

武器を持たなければ勝負はできません。

 

バンドマンとして戦う為には、まず武器となる楽曲や機材を用意しましょう。

 

刀は研ぐべき

もちろん、武器である楽曲や機材を、バンドマンは研ぎすますべきです。

歌詞についても、アレンジについても、音作りについても、エフェクターについても、演奏技術に関しても、リズムに関しても、研究をすべきです。

唯一無二で、他のバンドが持ってないモノを作り上げるべきです。

そして絶え間なく研ぎ続けなければ錆びてしまいます。

 

と書きましたが、オリジナル楽曲を作ってステージに立つバンドマンの99%が、このことを理解しています。

 

ではなぜ、悩めるバンドマンは刀を研ぎ過ぎていると言えるのでしょうか。

 

刀の使い方をもっと考えるべき

武士でも、良い刀を持っていたら勝てるという訳ではありません。

ちょっと油断すれば、ボロい刀を持った若い武士にやられてしまいます。

武士の時代に生きた訳ではないので、完全な妄想ですが。

 

音楽の世界は勝ち負けがある訳ではないですが、悩めるバンドマンは刀を研ぎ過ぎているなぁと思います。

もちろん、刀を研ぐ事は大事です。

バンドマンの本分です。

 

しかし、その刀を使ってどう立ち回るか。

どうやって敵の攻撃を防いで、どういう攻撃を繰り出すか。

敵との間合いを計ることも必要です。

対峙している時は、気持ちで負けたらそこで終わりです。

 

ここで言う"敵"とは、お客さんの事でしょうか。

もしくは、音楽シーン全体の事かもしれません。

 

刀を研ぐだけでは、武士ではなく鍛冶屋になってしまいます。

鍛冶屋でも評価され、後世に名を残す事ができます。

しかし、その為には本当に良い刀を造らなければいけないし、10年単位の年月が必要になってくるでしょう。

 

悩めるバンドマンは、刀を研ぐ事にだけに集中するのではなく、刀の使い方や身体の使い方、気持ちの持ち方等を研究して、戦に参加しましょう。

 

具体的にどうすれば良いのかを考えるのがバンドマンの仕事

では具体的にどうしたらいいのでしょうか。

それを考えるのがバンドマンの仕事です。

 

しかし私は、単純に集客努力の事だけを言ってる訳ではありません。

ライブ30分の事も言っています。

ただただ、自分たちの"武器"を並べるだけでは、それは武器屋です。

その武器を使って、敵を倒さなければいけません。

 

そういう意識ができるようになれば、ライブも良くなり、集客する為の宣伝方法も分かって来ます。

 

何度も言いますが、刀は研ぎすますべきです。

そして、そこに対してはこだわりを持ち、信念を持ち、媚びずにいって欲しいです。

あくまで、「使い方を工夫しよう」という話です。

 

まとめ

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1年前、海保氏が書いた記事は大きな賛否両論を呼びました。

本人も「燃えた」と言ってるので、批判の意見も多かったのでしょう。

 

しかし、その記事の内容は完全に間違っているとは思いません。

良質な武器を持っていたとしても、その使い方を考えずに、ただノルマを払うなと。

ライブハウス側も、ただノルマをもらって終わりにするなと。

そういう問題について斬り込んだ記事だと思います。

ちょっと書き方が過激だったため、批判の意見が多かっただけだと思います。

 

個人的には、ノルマは必要だと考えています。

(詳しくはまた別の記事にしたいと思っています。)

 

ただ、海保氏と似た様に、ただただノルマを払うバンドも悪だと思うし、良質な武器を持っているだけで集客努力をせず、「ノルマは払いませーん」とあぐらをかいてるバンドも悪だと思います。

 

良い武器を持っているからこそ、その使い方に頭を使い、より魅力のあるバンドマンになって欲しいです。

 

現代はTwitterやYouTube等のSNS、試聴サイトやサブスクやクラウドファンディング等の便利なツールが溢れています。

それらを使いこなす事によって、自分たちの武器をより上手く使って、音楽シーンの未来を繋げて欲しいと願っています。

 

 

関連記事です。

バンドマンはYouTubeをもっと上手く使うべきだと思っています。使い方は考える必要がありますが。

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自分がライブするだけではダメです。他人のライブを見て、ダメだったら何がダメか。良かったら何が良かったかを分析しましょう。

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今回の記事に達する前の段階のバンドマンはコチラも読んで欲しいです。

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続きはWebで。詳しくは現場で。