こども社長の魔法のブログ

(株)ケイピーエス代表取締役角田恭平による音楽・ライブハウス・人生の読み物

ライブハウス閉店まとめ2019

ライブハウス業界は先細るのでしょうか?

僕らはただそれを傍観するだけでしょうか? 

 

2019年はライブハウスの閉店が多かった気がします。

この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )も、京都でライブハウスGROWLYや練習スタジオAntonioを経営しています。 

 

ライブハウスの閉店の話を聞くのは、もちろんいい気持ちはしません。

しかし、受け止めなければいけない現実です。

 

そこで今回はライブハウス閉店まとめ2019年版を作りました。

それを作ることでライブハウス業界が実際どうなってるのかを感じて欲しいです。

 

そして、私たちにできることを考えたほしいです。

 

レディゴォ!

 

動画版も作成してます↓

ライブハウス閉店まとめ2019 

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名古屋新栄LIVE HOUSE SiX-DOG

2019年2月末日閉店。

理由はビルの老朽化だそうです。

13年間営業されたそうです。

 

SiX-DOGには結局行くことはできなかったんですが、店長の蟹江さんをはじめ、スタッフの方とは交流があり、すごく残念でした。

動画で対談もしている、現APOLLO BASEの木田くんはSiX-DOG出身だそうです。

 

木田くんとの対談動画↓

 

岩手LIVE HOUSE UNITY

同じく2019年2月末日閉店。

19年間営業されたそうです。

HPによると諸般の事情によりと書かれてるので詳しく理由はわかりません。

 

岩手県ということで僕は行ったことないのですが、

過疎化が進む地方のライブハウスは特に経営が難しいのかなと感じます。

 

大阪高槻RASPBERRY

2019年3月末日閉店。

27年間も営業した老舗です。

 

元店長のしもてさんとの対談動画も撮りました。

その中で閉店理由にも触れられています。

さらに動画内では高槻RASPBERRYの再建も宣言されてます。

 

高槻RASPBERRYの元店長しもてさんとの対談動画↓

 

久留米GEILS

同じく2019年3月末日閉店。

3月末というのは期末ということもあり、閉店が多いのかもしれません。

こちらは18年間営業されました。

 

僕が現役バンドマン時代に一度ライブをしに行ったことがあり、

18年ということはオープンしてすぐくらいの時期だったのかもしれません。

 

久留米GEILSは福岡県久留米市にありましたが、

佐賀県に佐賀GEILSという同名のライブハウスがあります。

佐賀GEILSは営業を継続されるようです。

 

長崎Studio Do!

同じく2019年3月末日閉店。

33年間営業を続けられた老舗です。

久留米GEILSと同じ九州にあります。

 

長崎Studio Do!には何回も行った思い出のハコです。

自身でもライブしましたし、レーベルのバンドと一緒に行ったこともあります。

楽屋までの通路が迷路みたいになってるのが印象的です。

 

移転先を探してるとのことでしたが、2019年12月現在はそのニュースはまだありません。

長崎県はライブハウスが決して多くはない土地なので、是非復活してほしいです。

 

赤坂グラフティ

2019年5月6日、G.W最終日に閉店。

24年間営業されたようですが、正直名前を聞いたことがありませんでした。

一口に"ライブハウス"と言っても様々な形態やジャンルがあるので、

知らないライブハウスもあります。

赤坂グラフティではジャズやシンガーが多くライブしてたようです。

地方だけでなく東京のライブハウスまでも閉店するところがあります。

 

十三Live bar FANDANGO

2019年7月13日閉店。

大阪十三で32年営業していた老舗ですし、僕がバンド活動を始める前から行ったことあるハコです。

 

ファンダンゴは立体駐車場の敷地内にあったんですが、その母体である立体駐車場ごと売却されたようです。

閉店が発表された時には「移転先を探しています」ということだったので大丈夫な、、と思ってましたが、

大阪府の堺市に移転先が見つかり、2019年10月1日から堺FANDANGOとして営業開始されています。

 

仙台HooK

2019年12月閉店。

宮城県仙台市で16年営業されたそうです。

同じビルに楽器屋もあるということで便利な場所だったと思います。

 

車道LINK(ex.3STAR)

2019年12月29日閉店。

愛知県名古屋市のライブハウスです。

元々は車道CLUB 3STARという名前だったのですが、

2019年5月にリニューアルし、車道LINKという名前で再スタートした直後でした。

 

公式HPによると

「入居ビルとの契約が継続困難になり」

とあります。

詳細はわかりませんが、複雑な理由が絡んでそうです。

 

郡山#9

2019年12月31日閉店。

福島県郡山市の老舗ライブハウスです。

 

2019年6月に、年内で閉店すると発表されたので#9も閉店かーと思っていたら、

2020年3月1日から同じ場所でリニューアルオープンということが11月に発表されました。

 

若干規模が小さくなるとのことですので、代表の方がかなり努力されたんじゃないかなーと推測します。

15年前くらいに行ったことある場所で、またリニューアルしてからも行ってみたいです。

 

札幌KRAPS HALL

2019年12月31日閉店。

北海道札幌市での18年間営業していたライブハウスです。

 

北海道はなかなか行ける土地ではないですが、北海道のライブハウスも閉店ということでさみしい気持ちです。

 

岡崎CAMHALL

2019年12月31日閉店。

愛知県の岡崎市でちょうど30年営業しためちゃめちゃ老舗。

 

HPには

「近隣の苦情などが相次ぎライブの営業日を自粛するなどの対応をしてきたものの、 このまま運営をしていくことが困難になり、閉店させていただく運びとなりました。」

と書いてあります。

 

苦情からの閉店。

GROWLYも苦情対策に追われてるので他人ごとではないです。

苦情対策はしっかりしていくべきだし、利用者の協力が求められます。

 

2020年以降に閉店が決定しているライブハウス

北浦和KYARA

2020年1月閉店。

埼玉の北浦和市のライブハウスで、移転して6年。

移転前から入れると20年の歴史があります。

KYARA出身のバンドは有名なバンドも多く、日本の音楽シーンを賑わせてきたライブハウスの一つです。

 

KYARAの閉店理由に関しては、店長の安藤氏のインタビューで語られてます。

詳しくはそちらを見てほしいのですが、理由がFANDANGOと似てて、建物ごと売却が決まっちゃったパターンです。

実はこのパターンは僕が約8年前まで店長を務めていた京都WHOOPEE'Sと同じなんですね。

 

北浦和KYARA安藤氏の動画↓

 

弘前Mag-Net

2020年3月閉店。

青森県弘前市に23年間あるライブハウス。

こちらも行ったことはないんですが昔から良く名前を聞くハコです。

 

青森といえば僕が20歳くらいの時にやってたバンドで仲よかったLOCAL SOUND STYLEってバンドがいます。

惜しまれつつ解散したんですが、そのLOCAL SOUND STYLEの復活ライブが2020年2月に弘前Mag-Netで行われるということです。

すぐソールドアウトしてしまいまったので、行ける人は残り短いMag-Netを惜しみつつLOCAL SOUND STYLEが見れるっていうことで、楽しんできて欲しいです。

 

赤坂BLITZ

時期は未定ですが、赤坂BLITZも閉店を2019年1月30日に発表しています。

BLITZといえば名だたるバンドがライブしてきたキャパ1500人くらいの超デカバコです。

 

1996年のこけら落としはMR.BIGだったらしいです。

 

ライブハウスとしての営業を終了して収録スタジオに生まれ変わるとのことです。

担当者いわく、代替施設については決まってないが検討してるとのことなので、続報を待ちたいです。

 

まとめ

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今回は2019年〜2020年初頭に閉店するライブハウスをまとめてみました。

他にもいくつかあったんですが、情報があまりわからないところなどもあったので割愛させていただいております。

 

もちろん新しくオープンするライブハウスもあるし、FANDANGOのように移転先が決まったライブハウスもあります。

 

移転先を探してるライブハウスもあれば、高槻RASPBERRYみたいに再建する!と頑張ってる裏方もいます。

暗いニュースばかりではありません。

 

しかし、ライブハウスの閉店の3大理由は「経営不振」「苦情」「建物の老朽化」です。

建物の老朽化ばかりはどうしようもできないけど、経営不振と苦情に関しては、中の人たちが頑張っています。

出演するバンドやお客さんも、ちょっとだけで良いので意識を変えてみれば、ライブハウスが長く続くかもしれません。

 

僕のブログやYouTubeでは、これからもそう言った、ライブハウスのスタッフがどう考えてるかとか、何故閉店してしまったのかとか、

正直、目を逸らしたいような現実にも向き合っていくことで、ライブハウスの未来を明るいものにしたいと思っています。

 

 

関連記事です。

十三FANDANGOと長崎Studio Do!が閉店を発表した時に書いた記事です。 

www.kyoopees.net

 

ライブハウスでのドリンク1杯が、そのライブハウスを存続させることになります。 

www.kyoopees.net

 

ライブハウスが、そこに在り続けるということ。 

www.kyoopees.net

 

続きはWebで。もしくは地元のライブハウスで。