こども社長の魔法のブログ

(株)ケイピーエス代表取締役角田恭平による音楽・ライブハウス・人生の読み物

バンドやる人間を3種類に分類するとわかること

違う考え方の人間が集まっても長続きしますように。

SNS上の争いが少なくなりますように。

 

あなたはバンドをやる人間を分けるとしたら何種類に分けますか?

この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )は京都でライブハウスGROWLYやスタジオAntonioを経営しています。 

 

日々色んなバンドマンと接する中、バンドをやる人間は3種類に分けることができるなと思いました。

その3種類とは、バンドマン/ミュージシャン/アーティストです。

 

先日ブログとYouTube用のツイッター( @kyoopeesnet )でこういったツイートをしました。

ツイッターの140文字に詰め込んだので、今回はこれをもう少し詳しく解説したいと思います。

 

分類することでわかることもあると思うので、それも伝えます。

あくまで僕の考え方なので、こういう考え方もあるんだなぁと思ってください。

 

レディゴォ!

 

この記事の動画版はコチラ↓

 

 

バンドやる人間を3種類に分類するとわかること

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結構前からなんですけど、バンドをやる人間には3種類いると思ってます。

そして1つのバンドでもそのタイプが混在してるバンドもいれば、メンバー全員が同じ分類のバンドもいるなって思います。

 

今回はバンドマン/ミュージシャン/アーティストに分類した場合のそれぞれの特徴と、分類するとわかることを記事にします。

 

バンドマン

バンドをやること(ツアーやステージ)に喜びを覚える人。名声。

ツイッターではこう書きました。

 

バンドマンタイプは曲作りや演奏技術の向上よりも、

名声や大きいステージに立った時の達成感を一番に考えるタイプです。

もちろんそのためには良い曲作って良い演奏をしなければいけないですが。

 

加えるとバンドマンは、ツアーで色んなところに行って色んな人に会ったり、遠くの知り合いと再会することにも重きをおくタイプでもあります。

人と人の出会いを大切にします。

 

僕は完全にこのタイプでした。

僕はドラマーだったんですが、実はドラマーじゃなくてよかったんです。

ドラムという楽器がやりたくてドラムを始めたわけではありません。

 

実はボーカルがやりたかったんです。

だけど歌がうまかったわけじゃないし、ギターがうまい友達がいました。

バンド組んでみたかったんで「じゃあ俺ドラムやるわ」って感じでドラムを始めました。

 

例えるなら、小・中学生がサッカーする時に、キーパーやりたいって人がいなかったらじゃんけん決めるパターンがあると思います。

その時にじゃんけんで負けてキーパーになり、たまたま好セーブして、

「お前キーパー才能あるからやれよ!」と言われたのでキーパー続けて、

たまたま全国大会にキーパーで出ることになった的な感じです。

 

同じような流れでパートを決めた人もいるのではないでしょうか?

 

ミュージシャン

音楽を演奏することを生業にする(したい)人。楽曲にこだわりはすくない。生活。

ツイッターではこう表現しました。

 

ライブをしたりファンをつけることよりも、演奏技術にとことんこだわるタイプです。

演奏すること自体が楽しいので、サポートメンバーでいくつもバンドをかけもちしたりします。

 

最近のドラマーはこのタイプが多いように感じます。

 

最初は難しいかもですがゆくゆくは

・サポートミュージシャン

・スタジオミュージシャン

・スクールの講師

として活躍したいと思ってるタイプです。

あとは、YouTubeに弾いてみた叩いてみたなどのプレイ動画をアップする人にもこのタイプは多いと思います。

 

正直、僕は現役時代はそうなりたいと全く思わなかったんですよ。

それよりツアー回ったりフェスに出たいと。

 

でもこういう人はたくさんいますよね。

もちろん、否定したいわけじゃなくて、僕とはタイプが違うなと。

 

そしてこのタイプは、自分で作詞作曲はしない人が多いです。

その代わり、もらった楽曲を自分なりにアレンジして自分色を出すのは得意だったりします。

 

アーティスト

評価よりも自己表現を大切にする人。満足。

とツイッターでは表現しました。

 

バンドメンバーの中でも、作詞作曲できる人に多いタイプです。

しかしこのタイプの作曲者はどんな曲が受けるかな?とか、

売れてるあの曲みたいにしよう!とかはあんまりやりがらない傾向にあります。

 

楽曲にとことんこだわりを持って、それが売れなければそれでいいと思ってるタイプです。

 

技術的にはミュージシャンタイプに比べてあまり求めない人が多い傾向にあります。

むしろ「下手な部分も含めてオリジナリティ」と思ってる人が多いです。

 

うまけりゃ良いってもんでもないと僕も思います。

ただ、言い方悪くすれば自己満足になりやすいタイプです。

 

陶芸家のように(イメージですみません)、音楽以外のアーティストでも、評価されずとも黙々と作品を作り続ける人もいます。

それも音楽の接し方の一つですし、いきなり評価されることもあると思います。

 

あとこれも僕の偏見かもですが、同じ曲や同じライブをやりたがらない傾向もあると思います。

バンドは下手したら何十年も同じ曲を演奏します。

曲だけではなくライブパフォーマンスも、おきまりのパフォーマンスだってあります。

お客さんはそれを求めてくる場合も多いです。

 

でもアーティストタイプの人は、同じ曲をやるよりも、常に新しいことをやりがたります。

なので曲を作らない人でも、セッションに勤しんでる人はこのアーティストタイプに分類されるかもしれません。

 

バンドやる人間を3種類に分類して比べてみる

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次はこの3タイプを比べていこうと思います。

「金銭欲、オリジナル追求度、協調性」の3つで比べていこうと思います。

 

金銭欲

金銭欲というとちょっと言葉が悪いかもしれませんが、

「音楽をやることに対して、どれだけお金的な見返りを求めるか」のランキングです。

 

これは1.ミュージシャン、2.バンドマン、3.アーティストの順だと思います。

 

ミュージシャンタイプの人は、演奏技術を売りにしてる場合が多いので、その見返りと言ったら名声よりも金銭というタイプです。

全然有名じゃない人でも、音楽でお金を稼いでる人はたくさんいます。

なので先述したようにバックバンドの一員になったり、講師になったり、職業として成り立ちやすいです。

 

バンドマンタイプは、お金よりも名声を求めるタイプが多いです。

なので日の目を見るまではバイトで活動費を稼いだり、赤字でもツアーしたりします。

友人のためならノーギャラでも出演したりします。

 

アーティストタイプは、そもそも評価されないことが当たり前だと思う節があるので、音楽で稼ぐのは奇跡が起きた後って考えてる人が多いようです。

なので音楽でお金を稼ごうとは思ってない人が多いです。

逆に、音楽をやることにあまりお金をかけたくないとも思っています。

 

オリジナル追求度

次はオリジナル追求度で並べてみます。

これはさっきと真逆で、1.アーティスト、2.バンドマン、3.ミュージシャンの順になると思います。

 

アーティストタイプは、オリジナル追求をすることに音楽の楽しみを覚えているので、こだわりが強いです。

売れるためにオリジナリティを曲げるくらいなら死んだほうがマシ、と思ってるくらいです。

 

バンドマンタイプはやはりオリジナリティを追求する人も多いですが、メジャーレーベルなどの入った場合はプロデューサーがついたり、中には売れるまでお前らには曲を作らせない!こっちが用意した曲をやれ!と言われてそれを飲んだバンドマンもいると聞いたことあるくらいです。

まぁそこまでいくとミュージシャンタイプになってくるかもしれませんが、ある程度オリジナリティを追求するタイプがバンドマンです。

 

ミュージシャンタイプは与えられた楽曲をしっかり演奏することを使命だと思ってるので、あまりオリジナリティは主張しないです。

ライブハウスでオリジナル楽曲で活動するバンドマンは意外かもしれませんが、結構売れてる歌手とかは、自分たちで曲を作ってない人が多いです。

それを公言するのも普通です。

演奏技術や声や容姿を磨いて、楽曲制作はプロに任せる。

こういうタイプがミュージシャンタイプに分類されます。

 

協調性

最後に協調性でランキングします。

これは1.ミュージシャン、2.バンドマン、3.アーティストだと思います。

 

ミュージシャンタイプはオリジナリティを出さず、演奏やライブを完走することに重きを置いてます。

そして一歩ひいてメンバーのことを見てる場合が多いので、よっぽどのことがない限り主張はしてきません。

なのでミュージシャンタイプがメンバーにいると、争いが起きにくい場合があります。

 

バンドマンタイプはオリジナリティを追求する傾向にあるので我を出しやすいです。

しかし大きいステージに出るためには我が強すぎるとチャンスを逃したりする場合があります。

なので成功したバンドマンはある程度の協調性はあります。

むしろ、バンドを続けることが前提なので、メンバーとの協調性を大事にします。

 

一番協調性が低いのはアーティストタイプです。

自分の表現を達成するためには、メンバーは誰だって良いと心の中では思ってしまいます。

なのでよく作曲するボーカル以外全員抜けるみたいなことがありますが、これはそれが原因だと思ってます。

自分の考え方についてこれるやつだけがついてこい、というカリスマタイプです。

 

まとめ

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バンドをやってる人は、自分はどのタイプに近いと思いましたか?

もちろん、音楽家全員がこの3パターンにきっちりと分類される!というわけではないと思います。

血液型占いとかと同じように、当てはまる部分もあれば当てはまらない部分もあると思います。

 

しかし、自分がどのタイプで、どのタイプを目指していくかわかれば、自分の力を入れるポイントなども早くわかるかもしれません。

 

どのタイプがいいとか、どのタイプが成功しやすい、とかではありません。

 

ただ、自分がどのタイプで成功したいかとか、自分はこういうとこあるから治したいという部分は見つかるかもしれません。

音楽で食っていきたいのか、大きいステージに立ちたいのか、オリジナリティを評価されたいのか、それぞれで磨くポイントは変わってくると思います。

 

もちろん、この3つのどれかに100%振り切れというわけではありません。

自分はこういうところはバンドマンタイプだけど、こういうところはアーティストタイプだな、みたいなのもあると思います。

 

一番伝えたいのは、バンドをやる人間にもそれぞれ目的や得意なことが違うということです。

 

あともう一つ伝えたいことは、音楽に対しての考え方や、自分の生活における音楽の立ち位置は、人それぞれあって良いということです。

 

違いがあることを知ることで、「バンドマンとはこうあるべきだ!」「そういう考え方はバンドマン失格だ!」という排他的な考えにならないで欲しいなと思ってます。

 

結構SNS上で争いになったり、バンドメンバー内で揉めてメンバー脱退や解散になるのも、お互いを理解できないことが理由になってるケースが多いです。

 

なので、こうやって分類を知ることによって、「音楽をやってる人の中にも自分とは違う考え方の人がいるんだ」ということを理解して欲しいなと思っています。

 

バンドを続けていくためには一人では無理です。

どのタイプでも協調性が大事です。

 

若いバンドが、長く続いて、拡がっていきますように。

 

 

関連記事です。

音楽をやる理由は人それぞれだけど、早めに決めた方が楽だと思います。

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メンバー以外とも交流をして欲しいです。 

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自主的に練習をする順番に並べたら1.ミュージシャン 2.アーティスト 3.バンドマンかもしれません。 

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続きはWebで。もしくはスタジオで。