こども社長の魔法のブログ

(株)ケイピーエス代表取締役角田恭平による音楽・ライブハウス・人生の読み物

ライブハウスの果たすべきたった一つの使命とは

「あなたにとって、ライブハウスはどんな場所ですか?」

 

 

京都にGROWLYというライブハウスをオープンさせてもうすぐ6年になります。

 

10代の頃からライブハウスで働き続け早10余年、

ライブハウスの経営者にまでなった恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )が考える、

"ライブハウスが果たすべき使命"とは!?

 

こちらもあわせてお読み下さい。 

www.kyoopees.net

  

使命・・・

    1. 使者として受けた命令。使者としての務め。「特別な使命を帯びる」

    1. 与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。「教師の使命」

使命(しめい)の意味 - goo国語辞書

 

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ライブハウスはどんな場所か

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この記事に辿り着いたということは少しはライブハウスに興味があったり、行った経験があるはずです。

まずは僕が考える、ライブハウスはどんな場所かを挙げていきます。

楽しむ場所

まずやはり、ライブハウスは楽しむ場所だと言えるでしょう。

その楽しみ方は人それぞれです。

音楽に合わせてリズムを取ったり、好きな曲を一緒に歌ったり、時には感動の涙を流すこともあるかもしれません。

お酒を飲むことも、ライブの楽しみ方の一つですね。

お酒を飲んだり大声出したりして、ストレス発散するのも良いでしょう。

 

想い出を作る場所かも知れません。

あの人と出会った場所だとか、伝説的なライブを目の当たりにしたとか、はたまた忘れたい記憶もあったり。。

そんなメモリアルな場所でもあると思います。

 

アーティストにとっての場所

そしてライブハウスはアーティストにとっても大事な場所です。

アーティストが自分の表現をする場所であるし、育つ場所であるし、目標を達成する場所でもあります。

どんな大きな野外フェスに出てるアーティストも、ワンマンツアーを回ってるアーティストも、最初は地元の小さなライブハウスに出てるのです。

どんなアーティストも最初は初心者なんです。

ライブハウスでアーティストは大きくなっていきます。

ライブハウスで働くスタッフはそれを一番間近で共有し、共に努力していく存在です。

 

そしてアーティストとお客さん、アーティストとアーティストを繋ぐ場所でもあります。

出会った人と時間を共有し、時には切磋琢磨し、共に成長していきます。

 

ここに挙げたことは全て、ライブハウスでしか達成出来ないことだと思います。

 

ライブハウスの果たすべきたった一つの使命とは

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もちろん、前述した全てが大事な存在意義だと思います。

しかし、キャパ、アクセス、コネクション等、、、各ライブハウスでそれぞれ違うので、それぞれのシェアがあります。

ライブハウスごとで、色んな想いがあったり、そこで働く人にもそれぞれの想いがあるでしょう。

 

その全てを達成する為に必要なこと。

どのライブハウスも絶対に必要なこと。

 

ライブハウスの果たすべきたった一つの使命とは

 

「存在し続けること」

 

です。

僕が今回の記事で一番言いたかったのはこれです。

 

存在し続けること。

そのライブハウスが、そのライブハウスであり続けること。

これが一番重要な使命です。

 

なぜその使命が必要か

"ライブハウスはどんな場所か"の項目で挙げたとおり、ライブハウスに来る人は様々な目的があります。

それは出演するアーティスト側の目的もあれば、お客さん側の目的もあります。

その全てを達成するためには、「存在し続けること」が絶対に不可欠なのです。

 

とんちみたいなことをを言ってる様に聞こえるかもしれません。

しかし、これが本当に重要なんです。

 

それはライブハウスを無くした経験から

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僕は、僕たちは、"WHOOPEE'S"というハコを無くしました。

京都の祇園に25年間あったライブハウス。

僕がバンドマン時代のホームでしたし、のちに店長も務めたハコです。

もしかしたら、もう人々の記憶からも消えていってるかも知れません。

無くなったからこそ想い出は美化されてるかも知れません。

WHOOPEE'Sの存在自体が偶然だったかも知れないし、無くなったのも偶然だったかも知れません。

だからこそ、今度は"負の偶然"には負けたくないと強く願いながら、努力を重ねています。

 

存在し続けるためには何が必要か

いきなり現実に引き戻して申し訳ないですが、""と""です。

どちらかだけでは成り立ちません。

どちらか片方だけでもライブハウスを続けることは難しいです。

 

ライブハウスには、人が必要です。

出演するアーティストを迎えて、より高みを目指していける様な。

お客さんを迎えて、また来たいと思わせる様な。

ライブハウスで働く人も、ライブハウスと同様に、経験を繰り返すことによってさらに強く育っていきます

 

ライブハウスには、金が必要です。

家賃や電気・水道代等はもちろんのこと、音響・照明などの機材・設備を維持していく為に。

アーティストやお客さんにもっと満足してもらう為には現状維持も必要ですが、グレードアップして、より満足してもらう為に。

 

さらに言えば、人を維持する為にはお金が必要だし、お金を維持する為には人が必要ですので、これらは互いに必要十分条件です。

 

存在し続けるメリット

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ライブハウスに限らず、続けることで出て来るメリットはたくさんあります。

存在し続けるメリットをいくつか挙げていきます。

 

目的を連続で達成出来る

例えば、「地元のライブハウスをワンマンライブでソールドさせたい」という目標を持ってるバンドは少なくないと思いますので、例にとります。

1年目は、1バンドも達成出来ないかもしれません。

2年目は、3バンド達成したとします。

3年目は、1バンドだけ達成したとします。

そうなった場合、1年目は1バンドも達成出来なかったワンマンライブソールドという偉業を、3年間経てば4つのバンドが達成出来たことになります。

 

このように、存在し続けると、目的を連続で達成する事ができます。

 

ワンマンライブを例に挙げましたが、もちろんそれだけではありません。

様々な目的、そして様々な偶然が重なり、それが"今"になっていきます。

 

認知してくれる人が増える

場所として認知されれば、行きやすくなります。

一回行ったことがある場所ならば行く時に迷わなくなるし、行く時に交通費がいくらかかるかわかるし、どのくらいの時間がかかるかわかるようになります。

 

情報発信源としても認知されれば、注目されやすくなります。

「あそこはこういうイベントをやってるだろう」とスケジュールをチェックしてもらえるようになります。

 

会社としての力がつく

ここはまた別の記事で詳しく説明したいのですが、経営を続けることで会社としての信用がつき、融資がおりやすくなります。

(あくまでも順調に経営出来てたらの話ですが)

また、資金繰りの面でも経験ができ、経営がスムーズになっていきます。

 

まとめ

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全国どのライブハウスも普遍的に持つべきことは「存在し続けること」であるということを記事にしました。

 

正直、お客さんが入らないイベントもあります。

売上が全然ないイベントもあります。

うまくいかずに涙を飲む夜もたくさんあります。

しかし成功も失敗も、樹木の年輪の様に、年月を重ねて形成されていきます。

現在が重なり過去になり、未来の礎となります。

ライブハウスに限ったことではありませんが、続けていくことが大事という記事でした。

 

この記事を読んで、賛否両論あるかもしれません。

もちろん存在し続けることを達成しつつ、目指すべきものはそれぞれのライブハウスであります。

その辺もまたの機会に書きたいと思ってます。

 

皆さんどのような想いでライブハウスを捉えてるのかを知りたいです。

是非、意見・質問などありましたら遠慮なくご連絡下さい!

 

 僕がライブハウスを始めた理由。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました!